来年度予算案を閣議決定 10年連続で過去最大を更新(2021年12月24日)

来年度予算案を閣議決定 10年連続で過去最大を更新(2021年12月24日)

来年度予算案を閣議決定 10年連続で過去最大を更新(2021年12月24日)

 政府は24日朝の閣議で、来年度予算案を閣議決定しました。総額が100兆円を超えるのは4年連続です。

 財政出動への圧力がかつてなく高まるなか、予算案は「過去最大」のオンパレードとなっています。

 来年度の国の一般会計の歳出は総額で107兆5964億円と、10年連続で過去最大を更新しました。

 社会保障費は高齢化の影響で36兆円を突破し過去最大、防衛費は中国の脅威を背景に、5兆4000億円と過去最大、新型コロナ対応では今年度と同じ5兆円の予備費を計上しました。

 税収は、企業業績の回復などを背景に、65兆円を超え過去最高を見込む一方で、国の借金にあたる国債も37兆円近く発行し、歳入の3割を賄います。

 岸田総理大臣:「経済あっての財政であり順番を間違えてはなりません」

 岸田総理は今週に成立した過去最大およそ36兆円の補正予算も含めて当面、積極財政を続ける姿勢を鮮明にしています。

 コロナをどう収束させて、財政健全化の軌道に戻すのか、その道筋は見えてきません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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