英政府 オミクロン株感染による入院リスクは7割減(2021年12月24日)
オミクロン株に感染した後、入院する割合についてデルタ株に比べると最大で7割ほど低いとする調査結果をイギリス政府が発表しました。
イギリスの公衆衛生当局は23日、オミクロン株への感染による入院や救急搬送の割合についての調査結果を明らかにしました。
それによりますと、入院する割合はデルタ株に比べて最大で70%低く、救急搬送される割合も最大で45%低いことが分かりました。
また、これまでにオミクロン株に感染し入院した132人を調べたところ、ブースター接種を受けていたのは17人にとどまった一方、2回の接種のみだったのは74人、1度もワクチンを受けていないのは27人だったということです。
また感染後28日以内に死亡した14人の年齢の内訳は52歳から96歳だったということです。
イギリスでは23日までに合わせて9万906人のオミクロン株の感染者が確認されています。
そのうち入院した人は300人、死者は24人となっています。
公衆衛生当局は「自分自身を守るのは2回のワクチン接種もしくはブースターだ」として積極的な接種を呼び掛けています。
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