格差懸念・・・ナイジェリア“100万回分”ワクチン廃棄(2021年12月24日)

格差懸念・・・ナイジェリア“100万回分”ワクチン廃棄(2021年12月24日)

格差懸念・・・ナイジェリア“100万回分”ワクチン廃棄(2021年12月24日)

 ゴミ捨て場に捨てられる大量のダンボール。その中に入っているのは、アストラゼネカ製の新型コロナワクチンです。

 ナイジェリアは、アフリカで最も人口が多い国ですが、ワクチンは不足していて、2回のワクチン接種を終えた人はわずか2%です。

 なぜワクチンを廃棄してしまうのか。その理由は、有効期限です。

 ワクチンは欧米諸国から寄贈されたものでしたが、受け取った段階で、有効期限が数週間しか残っておらず、その多くが期限切れを迎えてしまったのです。

 国家プライマリーヘルスケア開発庁 ファイサル・シュアイブ:「ワクチンの有効期限が短いことは、提供された時点で分かっていたが、当時、我が国は著しいワクチン不足の状況にあった。ワクチン・ナショナリズムのため、ワクチンを入手できなかったからだ」

 WHO(世界保健機関)は、一部の国で進んでいるブースター接種が、事態をさらに悪化させると指摘しています。

(「グッド!モーニング」2021年12月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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