廃虚の街にVマーク・・・ロシア軍、相次ぐ“残虐行為” ※動画視聴の際はご注意下さい(2022年4月6日)

廃虚の街にVマーク・・・ロシア軍、相次ぐ“残虐行為” ※動画視聴の際はご注意下さい(2022年4月6日)

廃虚の街にVマーク・・・ロシア軍、相次ぐ“残虐行為” ※動画視聴の際はご注意下さい(2022年4月6日)

 世界が震撼(しんかん)したウクライナでの民間人への残虐行為は、ブチャだけでなく他の都市でも行われていました。南部の激戦地ミコライウでは小児病棟が爆撃されるなど子どもを標的とした攻撃が相次いでいます。

 地元住民:「プーチン野郎ののどをかき切ってやりたいよ」

 倒壊した建物で片付けをする男性は怒りをあらわにします。

 ブチャの虐殺が世界に知られてまだわずか。同じような惨劇がウクライナの各地で起こっていることが分かってきました。

 こちらは、ロシア軍から奪還したキーウ近郊のボロディアンカの街。

 置き去りにされているのは「V」と書かれたロシア軍の戦車です。街の至る所にも「V」の文字が書かれています。

 廃墟となった街にはブチャと同じように遺体が横たわっていました。

 がれきの中からは人の手だけが見えています。

 また、3日に410人が亡くなったと発表されたブチャでもさらに遺体が発見されています。

 兵士:「恐ろしいことです。ここには6人の遺体があり、あの家では3人、向こうでも1人、彼らはそこで撃たれてその後、燃やされています」

 一体何のために。殺害した後に集めて燃やされた遺体が。

 実は、ロシア軍が民間人の家を襲う際にも火を放ったという話は他でも聞かれています。

 ロシア侵攻時にイルピンに住んでいて、自宅が襲われたというドミトロさん。

 自宅がロシア軍に襲われたグリシェンコ・ドミトロさん(59):「頑丈にしていた家の鍵を壊して戦車で家に入ろうとしてきました」

 ドミトロさんが住むイルピンにロシア軍が入ってきたのは先月初旬。

 自宅の窓から見ると「V」マークを付けた戦車が。

 自宅がロシア軍に襲われたグリシェンコ・ドミトロさん:「『V』はVostok(東の軍隊)を示すものと思います」

 家の鍵などきつく閉めていましたがロシア軍は、戦車ごと自宅に入ってきたそうです。

 ドミトロさんは奥さんと地下室に避難しましたが近所の家も攻撃。家ごと燃やされたそうです。

 自宅がロシア軍に襲われたグリシェンコ・ドミトロさん:「家は30分以内にすべて燃えました。隣人もやけどを負いました」

 どんな攻撃を受けたかは不明だそうですが、戦車による攻撃で自宅は完全に破壊されました。

 九死に一生を得たドミトロさんはその後、人道回廊でイルピンを脱出したそうです。

 自宅がロシア軍に襲われたグリシェンコ・ドミトロさん:「日本人の皆さん、このロシアの侵略を乗り越えて、停戦できるように協力して下さい。あなた方のサポートがないとできないかも・・・世界の皆さんどうか協力して下さい!」

 そして、信じられない光景が。ミコライウ州知事のテレグラムによると、何と小児病院が砲撃を受けたといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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