地下20mへ 江戸時代の「アイスコア」でわかる地球温暖化【南極×自由研究#14】(2023年7月31日)
昭和基地から約100km内陸へ。「なんにもない」H128地点で調査するのは、地球温暖化の影響です。ドリルを繰り返し突き刺し、地下20mまで掘り進め、アイスコアを採取します。
また、断面観測ではスコップを手に約6時間ひたすら穴堀りをして、表層を採取します。名古屋大学宇宙地球環境研究所の栗田直幸准教授は言います。「発見がないと科学って進歩しない。そのためには、地道な観測をたくさん続けていくしかないんです」
■夏休み特別企画「南極×自由研究」
「南極」ってどんなところでしょうか。
2022年11月から2023年2月の4カ月あまり、テレビ朝日の吉田遥、神山晃平の2人の記者が南極観測隊に密着取材。知られざる南極観測のリアルを完全オリジナル映像で公開します。子どもたちや南極に興味を持った方にじっくり見ていただける全15回の映像シリーズで、夏休みの自由研究にも最適です。
日本から約1万4000キロ離れた南極・昭和基地。
冬には平均気温マイナス20度になるこの地で、1957年、日本の南極観測は第一歩を踏み出しました。
1次隊は東オングル島の海岸に4棟の建物を建設。越冬隊11人は極寒の中、映画「南極物語」のモデルとなったタロ・ジロたち樺太犬が引くソリに乗り観測を行いました。今や基地は、64棟の建物と約50台の車両を抱える一大拠点となり、夏には100人を超す観測隊員らが暮らします。
過酷な環境下で求められる“究極の節約生活”。そして、観測隊に重くのしかかる「負の遺産」の存在。その清算に向けた取り組みが始まりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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