沖縄知事 在日米軍に「言語道断」 PCR検査実施せず(2021年12月24日)
在日アメリカ軍が、ガイドラインを厳格化しました。
沖縄県・玉城デニー知事:「非常にショックです。私からすると、言語道断です」
憤る沖縄県の玉城デニー知事。
アメリカ軍の基地「キャンプ・ハンセン」で、200人以上の新型コロナウイルスのクラスターが発生した問題で、感染者の出た部隊が出入国する際、PCR検査を実施していなかったことが明らかになったからです。
アメリカ軍は当初、検査を実施したと説明。しかし、実際には、ワクチンを接種済みであることを前提に、実施していませんでした。
在日米軍指令部:「9月の時点で、日本到着前の検査の義務付けを解除していた」
さらに、キャンプ・ハンセン内では、行動制限中の隊員が、すべての施設に自由に出入りできたことも明らかになりました。
沖縄県・玉城デニー知事:「万が一、感染が広がれば、彼ら自身の行動が食い止められてしまう。防衛という観点から考えると、そういうことは絶対にあってはいけないというのが、軍の規律の中で行われてないということ」
在日アメリカ軍司令部は、ガイドラインを厳格化し、今後、アメリカ出国時の検査の実施や、到着後、14日間の行動制限を義務化すると発表しました。
(「グッド!モーニング」2021年12月24日放送分より)
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