米大統領 ウイグルからの輸入禁止法案に署名し成立(2021年12月24日)
アメリカのバイデン大統領は中国政府による人権弾圧を理由に、新彊ウイグル自治区からの輸入を全面的に禁じる法案に署名し、法案が成立しました。
バイデン大統領が23日に署名し、成立した「ウイグル強制労働防止法案」は来年6月に発効します。
これまでアメリカ政府は、新疆ウイグル自治区での強制労働などの人権弾圧を問題視し、特定の中国企業や製品の輸入を禁じる措置を進めてきましたが、この法案が成立したことで、新疆ウイグル自治区からの輸入は全面的に禁止されます。
強制労働によって作られたものではないと明確に示す証拠があれば輸入は認められますが立証するのは難しく、新疆ウイグル自治区にサプライチェーン＝供給網を持つ日本企業も対応を迫られることになります。
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