10年物国債の金利が7年ぶりに引き上げ 財務省

10年物国債の金利が7年ぶりに引き上げ 財務省

10年物国債の金利が7年ぶりに引き上げ 財務省

財務省は10年物の国債の入札で、表面利率を、現在の年0.1%から0.2%に引き上げたと発表しました。10年物国債の利率引き上げは7年ぶりです。

財務省は5日に実施する10年物国債の入札で、債券の額面金額に対して支払われる利息の割合を示す表面利率を、現在の年0.1%から0.2%に引き上げたと発表しました。10年物国債の利率引き上げは2015年3月以来、7年ぶりです。アメリカのインフレと金利上昇の影響で、日本でも長期金利が上昇しているためです。

表面利率は1980年には8.7%でしたが、2013年以降、日銀の大規模な金融緩和の影響で徐々に低下し、2016年3月以降は0.1%が続いていました。

利率の引き上げは、中長期的には住宅ローン金利の上昇や国の利払い費の増加などさまざまな影響が出る可能性があります。
(05日12:15)

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