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2日にも2回目停戦交渉か 露国防相「軍事作戦を継続」
ロシアによる激しい攻撃が続いていますが、今後の停戦交渉について動きがあったようです。モスクワ支局長の大野記者の報告です。
先ほど入ってきた情報ですが、複数のロシアメディアは、2回目となる停戦交渉が明日2日にも行われる可能性があると報じています。
停戦交渉が行われる中でロシアの攻撃は収まっていません。第2の都市ハリコフへの攻撃をめぐり、ゼレンスキー大統領は「ロシアはテロ国家だ。誰もが許さない。誰もが忘れない」と強い言葉で非難しました。
これに先立ち、ロシアのショイグ国防相は「ロシア軍はウクライナでの軍事作戦を継続する」と表明しています。「西側の軍事的脅威からロシアを守る」ことが目的だと主張していますが、強硬姿勢を示すことでゆさぶりをかける狙いもあるとみられます。
一方、きのうの交渉の結果についてはプーチン大統領にも報告されたということです。ペスコフ大統領報道官は「分析する必要がある。判断するには時期尚早だ」と述べています。
〈Q.ロシア国内では反戦デモが続いているということですが、ロシアの方々はどうのように受け止めているのでしょうか?〉
厭戦ムードが高まってきているといえます。ロシア政府の影響下にない独立系メディアは、ウクライナ側が公開した捕虜のロシア兵とみられる映像に関し、兵士の親に取材を行い、困惑する様子を報じています。
ロシア国防省は、ロシア軍に死傷者が出ていることを認める一方で人数などは明らかにしていません。ロシア軍側の被害も少なくないとみられ、そうした実態が明らかになれば、厭戦ムードは一層高まるものとみられます。
(01日23:17)
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