ロシア軍「東シフト」でドニプロ住民不安 破壊された工場の周辺では
ロシアが東部ドンバス地方の戦闘に集中すると表明するなか、東部の要となる都市ドニプロでは人々が不安を募らせています。
人口100万人都市、ドニプロでは、1か月ほど前に靴工場がミサイル攻撃を受けるなどしました。
記者
「こちらが3月11日に攻撃を受けて着弾した靴工場です。今もまだ焦げ臭いにおいがします」
現場にJNNのカメラが入りました。今もがれきが散乱し、再建のめどなど立ちようがありません。工場の正面には集合住宅が建っています。住民に話しを聞くと…
ヴィアチェスラフさん
「爆発がすごく近かったので飛び起きました。2つ目の爆発があったので地下鉄の駅へと走りました」
ロシアが戦闘に集中すると表明した東部ドンバス地方から120キロほど離れているとはいえ、別の住民は88歳の母親のことを考えると移住も現実的ではないと語りました。
ナターシャさん
「何をしたらいいかわかりません。シェルターに入るくらいしか…」
ロシア軍の次の動きに、住民たちは不安を募らせています。
(04日10:59)
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