食用油やチーズなど『値上げ』営業努力続けるスーパーも仕入れ値高騰で“限界近づく”(2022年4月1日)
きょうから4月となりました。食品・電気・ガスなど生活に欠かせないものについて、今年は「値上げの春」となりそうです。
雪印メグミルクなどでチーズが最大20%、カゴメはケチャップなどを最大9%値上げするほか、政府が製粉会社に売り渡す小麦の価格を約17%引き上げます。
大阪市西区のスーパー「フレック九条」では、4月1日から食用油を値上げしました。3月まで税込み価格322円で販売していた食用油「日清キャノーラ油」(1本・1000g)を、4月1日からは税込み価格344円に値上げしたということです。仕入れ値が上がる中、何とか営業努力を続けていますが、限界が近づいていると言います。
(フレック九条 吉田直人さん)
「どうしても仕入売価が上がってしまって、最低賃金も上がってきているので、店を運営していくためにはどこかで売価をいじらなければならない時が来ると思う」
相次ぐ値上げに買い物客は・・・。
(客)
「私は年金生活だから、(値上げは)こたえます」
「今まで買えていたものも2個買っていたら1個にしようかなと」
値上げの波は外食産業にも。全品327円均一で販売している焼き鳥チェーンの「鳥貴族」は人件費や原材料費の高騰を受けて4月28日から350円に値上げします。値上げは4年半ぶりです。
さらに関西電力では、標準的な家庭の5月の電気料金が7497円と、4月と比べ24円値上がりし、この5年間で最も高い料金を更新しました。大阪ガスも標準的な家庭の5月のガス料金が6502円と、92円値上がりし、約7年間で最も高い料金となっています。
止まらない値上げ。一体いつまで続くのでしょうか。
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