ウクライナから避難の家族…娘が住む滋賀で「安心と安全を感じる」県が宿舎を無償提供(2022年3月31日)
滋賀県彦根市に避難してきたウクライナ人家族。3月31日に会見で心境を語りました。
ウクライナ第2の都市ハルキウ(ハリコフ)から避難してきた母親のイリーナ・ヤボルスカさん(50)と祖母のギャリーナさん(81)。2人は滋賀県彦根市に暮らす娘のカテリーナさんからの勧めで、避難を決めて、日本に入国しました。
(母親のイリーナさん)
「みなさんありがとうございます。日本も滋賀県も、ありがとうございます」
3月31日午後、2人は滋賀県の三日月大造知事と面会しました。
(滋賀県 三日月大造知事)
「ご心配はまだまだあると思うんですが、滋賀県でゆっくりお過ごしください」
3月22日の関西空港。不安そうな表情で娘のカテリーナさんが2人の到着を待っていました。2人は自宅周辺が爆撃されたため一旦はポーランドに避難。しかし、難民が殺到していて仕事が見つからず長期滞在は難しいと考えて、娘のいる日本への避難を決意しました。そしてカテリーナさんは無事に母親と祖母に再会。2人にとっては初めての日本でもあります。
滋賀県は、ウクライナから避難してきた2人のために、彦根市内の宿舎を無償で提供。2人は隔離期間を終えた3月30日から県が用意した宿舎に入居したということです。
(母親のイリーナさん 3月31日)
「寝ることも食べることもできて、安心と安全を感じます」
(祖母のギャリーナさん 3月31日)
「眠ることや食べることができるようになった。それでも怖さはまだ残っている」
県は今後、要望があれば就労可能な在留資格に切り替える手続きの支援などもするとしています。
▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/8Kejb9c
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1
#MBSニュース #毎日放送 #ウクライナ侵攻 #ウクライナ人 #避難 #滋賀県 #彦根市 #三日月大造知事 #ハルキウ
コメントを書く