「領収証」偽造で不正請求・・・5000万円が“使途不明”(2022年3月30日)
沖縄県の「県環境科学センター」では、積りに積もった使途不明金が5000万円以上に上っていて、元専務理事の男性が不正を働いていました。
PCR検査などを請け負っている県環境科学センターで発覚した、5000万円を超える使途不明金。不正に使われたのは「領収証」でした。
不正請求に使われた実際の領収証には、4万7500円とありますが、よく見ると、4の後ろに円マークが・・・。後から、4万円を書き足したことが分かります。
別の領収証では、1万円台だった飲食代の数字を書き換え、4万円以上に水増ししていました。さらに・・・。
県環境科学センター・風岡雅輝専務理事:「弊社ではない別会社の領収証を入手して、宛名を弊社名に書き換えたり、空の領収証であったり、そういったものを用いて、不正に請求していました」
不正していたのは、県環境科学センターの専務理事だった50代の男性です。
不正は、2006年から去年5月までの16年間行われていたということです。
この男性は、領収証の偽造を認め、去年5月に解雇されました。
センターは、5000万円の使途不明金のうち“偽造が明白だった800万円分”について、警察に刑事告訴しています。
(「グッド!モーニング」2022年3月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く