「ウクライナの市民は雪や下水を飲んでいる」国連・安保理会合で欧米各国がロシア批判(2022年3月30日)
国連の安全保障理事会はウクライナ情勢を巡って緊急会合を開き、欧米各国がロシアに対し、食料の安全保障が世界で脅かされていると批判しました。
29日の安保理会合で、イギリスの国連大使は「ロシアの侵攻によって、ウクライナの市民は雪や下水を飲んでいる」と強調し、軍の撤退を迫りました。
また、国際的な穀物などの価格上昇を受けて「ロシアの戦争への意欲が、世界から食料を奪っている」と非難しました。
アメリカの代表も「ウクライナの穀物の輸出を妨げているのは、ロシアによる戦争だ」と批判し、食糧の安全保障に危険な影響を及ぼしていると懸念を示しました。
一方、ロシアの大使は「アメリカがウクライナに兵器の提供を止めることで食糧危機を止める選択肢を持っている」と反発しました。
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