「撤退ではない」米 停戦協議進展も 懐疑的な見方(2022年3月30日)
ロシアとウクライナの停戦協議の進展について、アメリカ政府から懐疑的な見方が相次いで示されました。
アメリカ、カービー報道官:「これは再配置であって、本当の撤退ではないと考えている」
アメリカ国防総省のカービー報道官は、キエフ周辺から移動を始めたロシア軍は少数で、大部分が依然としてとどまっている事から「キエフへの脅威が去った訳ではない」と警告しました。
移動を始めた部隊は「より北に向かっている」と分析し、最終的な目的や行き先について「判断するのは時期尚早だ」としています。
ウクライナとの停戦協議で、ロシア側が示した兵力の削減方針について「うのみにしてはならない」と不信感をあらわにしました。
ブリンケン国務長官も「ロシアの真剣さを示す兆候は見えない」として「ロシアがすべきことは、今すぐ侵攻と砲撃を止め、軍を撤退させて話し合いに参加することだ」と訴えました。
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