5歳児暴行死 埼玉・本庄市長「市の対応には限界がある」(2022年3月29日)
埼玉県本庄市で5歳の男の子に暴行を加えて死亡させたとして母親らが逮捕された事件で、本庄市の市長が記者会見で「市は児童相談所の方針に沿って対応したが、対応には限界がある」と話しました。
柿本知香容疑者(30)と同居する男女は1月、本庄市の自宅で柿本容疑者の長男・歩夢君に暴行を加えて死亡させた疑いが持たれています。
去年9月には歩夢君が長時間、正座をさせられて叱られるなど虐待を受けている可能性があるとして、市内の飲食店から市に通報がありました。
市は歩夢君が通う保育園に確認したうえで、虐待の兆候は見られないと判断していました。
本庄市・吉田信解市長:「(飲食店での正座は)ネグレクトなので、母親に対して事情をよく聴いたうえで園で観察してもらうという児相の対応方針に沿って対応した」
本庄市の吉田信解市長は柿本容疑者からのSOSや一時保護につながるような身体的虐待の情報もなく、市の対応には限界があったとの認識を示しました。
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