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「薬あげるからうちに来ない?」歌舞伎町の精神科医が傷害と覚醒剤 過去に2度処分 今回もなぜ?
東京の新宿歌舞伎町でクリニックを営む精神科医の男が女性に対する傷害行為の疑いで逮捕されました。警視庁は、男が、「睡眠薬をあげる」などと言って女性の気をひき、同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて調べています。
記者
「医師の男が捜査員に連れられマンションから出てきました」
東京・新宿区歌舞伎町でクリニックを営む精神科医の伊沢純容疑者。
警視庁によりますと先月、自宅で20代の女性に対し蹴るなどの暴行を加え軽傷を負わせた疑いがもたれています。
被害者の女性は当初、患者として伊沢容疑者のクリニックを訪れていました。そして・・・
「睡眠薬をあげるからうちにおいで」
捜査関係者によれば、こんな言葉で女性は、伊沢容疑者から誘われ交際が始まりました。警視庁には複数の女性から、伊沢容疑者に関する同様のトラブルの相談が寄せられていて、警視庁は伊沢容疑者が睡眠薬などで女性の気をひき、同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみています。警視庁が余罪を疑う背景にあるのが、伊沢容疑者が過去に起こした事件。
伊沢容疑者は2008年、患者に対して向精神薬「リタリン」を大量に処方したとして、医師法違反で罰金50万円を命じられていました。
大量に処方された男性は、向精神薬への依存が強まりさらに刺激を求めて覚醒剤中毒に陥ったといいます。
当時クリニックに通っていた男性
「ほしい薬を何でも出してくれた。精神科というより薬局。東京クリニックを知ってしまったことは、かなり今でも後悔している」
厚労省の資料などによりますと、伊沢容疑者は2007年と14年に、女性患者に対する傷害事件や医師法違反などのため、業務停止の処分を受けていました。
今回、警視庁は一連の捜査で、伊沢容疑者の自宅から覚醒剤を押収。
女性に対する傷害容疑だけでなく、覚醒剤所持の容疑でも逮捕しています。
伊沢容疑者は、いずれの容疑も否認していますが、業務停止処分などを繰り返し受けていた医師が、クリニックを経営し続けていた点に問題はないのでしょうか。
医師の行政処分に詳しい専門家は・・・
医師の行政処分に詳しい上田正和弁護士
「(処分を)繰り返した人に対しては、前に行った処分が本当に適切であったのか。再教育というものがきちんと行われたのか、ということを十分に検証していく必要がある。こういう手続きを受けていますよということを徹底的に情報開示すれば、国民とすれば自分が通う病院、これから通おうとしているお医者さんがどうなのかということがよく分かると思います」
(29日16:16)
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