ファーウェイ決算発表 4年ぶりに孟副会長が出席 売り上げは3割減
中国の通信機器大手ファーウェイは、2021年の売上高が前の年より3割近く下落したと発表しました。
ファーウェイ 孟晩舟副会長
「4年で世界は劇的に変わり、中国も大きく変わりました。帰国後の数か月はずっと学び続けて、この変化に追いつきました」
ファーウェイは28日、2021年の決算発表を行い、去年9月に司法取引の成功によりカナダから帰国した孟晩舟副会長が4年ぶりに出席しました。
発表によりますと売上高は前の年より28.6%減の6368億元、日本円でおよそ12兆4000億円となりました。
アメリカ政府による制裁で最先端の半導体チップを入手できず、スマートフォン事業が落ち込んだことなどが影響したということです。
一方で純利益は1137億元、日本円でおよそ2兆2000億円と過去最高だった去年を75.9%上回りました。コスト削減に加え、5Gネットワーク展開、ウェアラブル端末による収益が好調だったということです。
(28日22:26)
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