ロシア軍 マリウポリ中心部を侵攻

ロシア軍 マリウポリ中心部を侵攻

ロシア軍が包囲を続けていたウクライナ南東部のマリウポリでロシア軍が中心部に侵攻し、教会などを占拠しました。

マリウポリの地元メディアは25日、ロシア軍が中心部にある教会を占拠して陣地として使い、中から銃撃していると伝えました。ロシア軍が中心部の一部地域を支配した模様です。

ロシアのタス通信はロシアが独立を承認したウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」のトップが24日、マリウポリに入ったと伝え、地元メディアはマウリポリ市長が23日までに、すでに別の町に出たとしています。

一方、マリウポリ市議会はロシア軍が16日に空爆した劇場について、「およそ300人が死亡した」と明らかにしました。空爆前の衛星写真で地面に「子どもたち」とロシア語で書かれていたことから、この劇場には子どもを含む市民が避難していたとみられています。
（26日02:09）