住民困惑【ハイランド団地】 断水解消されない“特殊な事情”(2022年3月25日)
SNSで急上昇し、番組が注目したワードは「ハイランド団地」です。宮城や福島で最大震度6強を観測した地震の影響で、1週間以上経った今も断水が続いている仙台市のハイランド団地。ここにはある特殊な事情がありました。
断水した家の住人:「ダメですね」
16日の地震で、断水した仙台市。しかし、1週間以上経った今もなお、復旧していない場所があります。
断水した家の住人:「一番心配なのはトイレ。トイレを流す(水)」
バケツにためた雨水でしのぐ日々。
断水した家の住人:「本当に大変。こういうこと今までなかった・・・」
断水が続くのは、「ハイランド団地」に暮らす52世帯です。団地内の水道管の本管に亀裂が入ったことが原因とみられています。
しかし、なぜ県内でこの団地だけが、断水が続いているのでしょうか。そこには、意外な理由がありました。
団地の住人:「水道管は仙台市のものではない」
実はこの団地では、民間の会社が管理する水道を利用しています。
住民は地震で損傷した団地内の水道管を修理するよう、管理会社に求めていますが・・・。
団地の水道を管理する会社:「直したいが金がない」
一方、仙台市は市の管理ではないため直接、復旧に関わるのは難しい状況だといいます。
市は応急処置として給水タンクを団地に置いていますが、住民の多くが高齢者です。
団地の住人:「ここら辺、歩けない人ばかりだから。困る。本当にどうしてここだけ・・・」
こうした状況にネットは・・・。
ネットの声:「こういうことがあると、水道事業の民営化はとても不安になる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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