「まん延防止」解除で活気戻る・・・“路上宴会”も復活(2022年3月25日)
路上宴会も復活しています。東京で「まん延防止等重点措置」が解除されたことを受けて、新生活に向けたにぎわいが戻りつつあります。
■目黒川沿い 花見客で混雑
全国から続々と、「春のたより」が届きました。
気象台の調査官:「足して5輪ですので、高松は本日開花。高松で、桜の開花になります」
香川県高松市は、平年に比べ、3日早い開花となりました。
24日の日本列島は、桜のつぼみもほころぶ暖かさで、全国的に青空が広がりました。
シーズン中に、300万人が訪れるという東京・中目黒の桜並木には、少しずつ人が戻ってきました。
春本番に向けて、徐々に咲き始めた桜。一足早くお花見を楽しんでいる人々は・・・。
花見に来た人:「大学受験終わって、のんびり」「気分転換にきました」「ちょっと早いかなと思ってたんですけど、思いのほか咲いてて良かった」「まだ家(でいること)が多いから、外出て景色見るの、すごく楽しい」「友人と会うのも、すごく久しぶり」
まん延防止措置の解除から3日。周辺の飲食店には、再び活気が戻ってきました。
「aloha table」・大澤恵店長:「お客様もスタッフも、気分的に(まん延防止措置)明けたぞって気分で。お花見のシーズンにも入りますし、気合も入ってますし、お客様も酒飲まれる方とかが結構多い」
この店では、感染対策をしたうえで、座席数を増やし、桜にちなんだ期間限定のドリンクメニューも用意して、花見客を迎える予定です。
男性客:「とにかく幸せですよ。とても素敵な日を過ごさせて頂いています」
■“仕事終わりの1杯”復活
喜びの声は、夜の街でも聞かれました。
都内にある飲食店では、午後9時以降も、仕事帰りの人たちでにぎわいを見せています。
東京・有楽町のビアホール。まん延防止措置の解除に合わせて、平日の営業を再開しました。
「バーデンバーデン」・斎藤晃一店長:「サラリーマンの方に、ようやく来てもらえるようになった。本当に1カ月半ぶり。きのうは夜8時以降、盛り上がってきて。今までは、そこでラストオーダーで、入れない客も出てきたが。きのうは、そこから逆に、もうひと波入ったので、売り上げにも貢献した」
店内には、久しぶりに大人数で集まるサラリーマンたちの姿がありました。客足は、コロナ禍前の6割まで戻ってきたといいます。
3人組の会社員:「上司と一緒に飲み会させてもらって、すごくうれしい」
大学2年生:「大学入ったころから、ずっとコロナだったので。逆に、制限解除されても違和感」「(Q.会食できるのはどう?)新鮮で楽しいです。(飲酒して)いいんだと」
客足が戻りつつあるなかで、店にもうれしいことがありました。
「バーデンバーデン」・斎藤晃一店長:「今までアルバイトのシフトを入れられなかったが、シフトをある程度、入れられるようになった」
これまでシフトに入れられなかったアルバイトを、呼び戻すことができたといいます。
「バーデンバーデン」・斎藤晃一店長:「(アルバイトも)ようやく通常通りの生活ができるようになるので。お客様を迎えられるように、結構前向きに取り組んでくれている」
■路上宴会「卒業前なので」
まん延防止措置が解除された、東京・新宿区の学生街・高田馬場では、泥酔していて座り込んでしまう女性や、地面に転がる男性の姿がありました。
さらに、酒の紙パックや缶があちらこちらに散乱していました。
マスクを着けずに歩く若者や、酒に酔って大声で騒ぐグループの姿もあります。
学生たちに話を聞いてみました。
学生:「卒業前に友達と集まりました」「卒業旅行も行けず。今年は許されるかなと。お願いしますっていう」「きょうが本当に最後で、学生生活を3人で締めくくろうと」
(「グッド!モーニング」2022年3月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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