ロシア政府系テレビでまた女性ジャーナリストが辞職
ニュース番組の放送中に戦争反対を訴えた女性スタッフが辞職したばかりのロシアの政府系テレビで、また新たに女性ジャーナリストが辞職しました。
アガラコバさん
「この数年、私たちの政府は独立系メディアを抹殺しようとしてきました」
こう語るのは、ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」でパリ特派員だったアガラコバさんです。アガラコバさんは22日、会見を行い、ウクライナへの侵攻に抗議しテレビ局を辞職したことを明らかにしました。
また、「ロシアのテレビでは一人の人物やその周囲の物語しか伝えていない」と指摘。ロシア国民に対し、プロパガンダではない情報源を持つよう呼びかけています。
「第1チャンネル」では今月14日、ニュース番組の放送中に女性スタッフが戦争反対のメッセージを掲げて当局に一時拘束され、その後、テレビ局を辞職しています。
(23日03:45)
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