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岩手震度5強 気象庁は宮城・福島震度6強との関連に「考えにくいがわからない」
気象庁は、今回の地震と、今月16日に宮城県と福島県で震度6強を観測した地震との関連について、「考えにくい」としたうえで厳密には「わからない」としています。
気象庁は、きょう(19日)未明に緊急記者会見を行い、昨夜遅くに岩手県で震度5強を観測した地震と、16日に宮城県と福島県で震度6強を観測した地震との関係について、次のような見解を示しました。
気象庁地震火山部 宮岡一樹地震情報企画官
「(2つの地震は)距離が離れておりますので関係は考えにくいかなとは思いますが、今のところやはりわかりません」
気象庁によりますと、2つの地震の震源はおよそ260キロ離れているほか、16日の地震は、▼震源が「太平洋プレート」と呼ばれる海のプレートの内部で、▼震源の深さが57キロと比較的深く、▼発生のメカニズムが「逆断層型」でした。
これに対し今回の地震は、▼震源が陸のプレートの内部で、▼震源の深さが18キロと比較的浅く、▼メカニズムが「横ずれ断層型」でした。
気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけるとともに、きょうは低気圧が三陸沖を急速に発達しながら北上するため、雨や雪の状況にも十分注意するよう呼びかけています。
(19日02:27)
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