宮城・福島で震度6強 東北新幹線脱線復旧のめど立たず
昨夜遅く、福島県沖を震源とする非常に強い地震があり、宮城県と福島県で最大震度6強を観測しました。東北新幹線が脱線するなど影響が広がっています。宮城県白石市から中継です。
宮城県のJR白石蔵王駅から福島方面におよそ2キロの場所です。
新幹線は、17両編成のうち16両が脱線していて非常に強い揺れに襲われたと見られています。乗客ら78人にけがはなく、バスで仙台駅に向かいました。復旧の目途はまったく経っていません。
宮城と東京を結ぶ主要な交通機関が遮断され今後、影響はさらに広がることになりそうです。
最大震度6強を観測した宮城県。
記者
「きのうの地震により、こちらのコンサートホールでは天井の板や照明が落ちていて、椅子がなぎ倒されてしまっています」
宮城県白石市のこの施設は、新型コロナワクチンの接種会場でしたが今月22日まで中断することになりました。
施設の職員
「東日本大震災でもこれほどではなかった。びっくりした」
消防によりますと、宮城県内では70代の男性2人が地震に驚いて転倒するなどして死亡しました。80代の男性も死亡していて、消防が地震との関連を確認中です。
(17日13:10)
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