施設入所者を死亡させた罪に問われた元職員に無罪判決…「服用した薬の影響の可能性」(2022年3月17日)

施設入所者を死亡させた罪に問われた元職員に無罪判決…「服用した薬の影響の可能性」(2022年3月17日)

施設入所者を死亡させた罪に問われた元職員に無罪判決…「服用した薬の影響の可能性」(2022年3月17日)

大阪府茨木市の障がい者支援施設で、入所者の男性に暴行を加えて死亡させた罪に問われた元職員の男性に、大阪地裁は無罪を言い渡しました。

 無罪となったのは大阪府茨木市の障がい者支援施設の職員だった伊住祐輔さん(43)です。

 伊住さんは2019年、施設に入所していた男性の首を圧迫するなどして死亡させた罪に問われました。伊住さん側は「暴行は加えていない」と無罪を主張。検察側は、男性の死因である心停止について、「首の圧迫による窒息以外は考えられない」などとして懲役8年を求刑していました。

 3月16日に大阪地裁は、「服用していた薬の影響などで不整脈が生じ心停止となった可能性があり、暴行をした事実を認めるには合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡しました。

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