大学教員が授業やゼミ担当を外され「学生指導や研究発表できず精神的苦痛」大学を提訴(2023年3月1日)

大学教員が授業やゼミ担当を外され「学生指導や研究発表できず精神的苦痛」大学を提訴(2023年3月1日)

大学教員が授業やゼミ担当を外され「学生指導や研究発表できず精神的苦痛」大学を提訴(2023年3月1日)

授業やゼミの担当から外される嫌がらせを受けたとして、大阪産業大学の男性教員が大学側を提訴しました。

 訴えによりますと、大阪産業大学経済学部の男性教員(50代)は、10年以上前に当時の学部長に対して「留学生の単位を不正に認定しようとしている」と指摘したことなどがきっかけで、必要な経費が承認されないなどの嫌がらせを受けるようになり、2021年には学生からの苦情を理由にゼミの担当から外され、来年度は全ての授業の担当から外されるということです。

 男性によりますと、採用当初から授業やゼミを担当すると定められていたといい、「学生を指導できず研究成果を発表する場を失い精神的苦痛を受けた」として、大学側に授業やゼミを担当する労働契約上の地位の確認と慰謝料など750万円を求めて3月1日に訴えを起こしました。

 (提訴した男性教員 3月1日)
 「私のゼミを受けたいという学生がたらい回しにされている。本来の受けたい教育を受けられていない。忸怩たる思いです」

 大学側は「訴状を確認しておりませんのでコメントをできません」としています。

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