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「バッハの音楽が最も強い武器になる」ウクライナ・キエフで演奏続けるロシア出身のアコーディオニスト【報道特集】
何度もロシア軍の攻撃にさらされているウクライナの首都キエフには、爆発音が響く中でバッハの曲を演奏し続けるアコーディオニストがいる。ロシア出身のイゴーリ・ザバドスキー氏。彼がバッハを弾く理由とその覚悟とは。
今もキエフに留まるイゴーリ・ザバドスキー氏、56歳。世界的アコーディオン奏者だ。ロシアの出身だが40年以上前にウクライナに移り住んだ。
ウクライナの平和を願い、3月に入ってから毎日、自宅で演奏した動画をYouTubeに投稿している。全て、音楽の父・バッハの曲だ。
日下部正樹キャスター
「どうしてこうした演奏をアップしようと考えたんですか?」
ザバドスキー氏
「バッハの音楽が最も強い武器になると確信しているのです。バッハの音楽は壮大で調和がとれておりこの宇宙を表現していて、人々に団結をもたらします」
最初に投稿した曲は『エコー(反響)』。“ウクライナで起きている悲劇が反響し世界に広がっている”ということから選んだ。演奏したのはテレビ塔が爆撃されたあの日だ。何度か砲撃の音が聞こえたが演奏をやり遂げた。
ザバドスキー氏は今回のインタビューにロシア語で答えた。情報統制が強まるロシアの人々に自分の言葉を聞いてほしいとの思いからだ。
ザバドスキー氏
「ロシアの人々はウクライナで何が起きているのか知らないので、ロシアにいる友人や親戚たちを気の毒に思います。真実ではなくクレムリンのプロパガンダを信じている人から、私にたくさんのメッセージが届きます。仕方ありません。ロシアでは白でも黒と言っているんですから」
ウクライナのことを報じる私たちのためにと一曲演奏してくれた。バッハのプレリュード ハ長調だ。
ザバドスキー氏
「私は砲撃など怖くありません。キエフの中心に留まります。ウクライナ軍を信じていますから。もしキエフが爆撃されるとしても最後の日まで演奏し、人々に希望を与え続ける。私たちは必ず勝ちます。ロシアが始めたこの不条理な戦争に」
(報道特集3月12日放送より抜粋・編集)
※情報提供は番組ホームページまで
(16日11:00)
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