まん延防止、解除か否か 陽気に合わせ「第6波の出口」は近い?(2022年3月15日)

まん延防止、解除か否か 陽気に合わせ「第6波の出口」は近い?(2022年3月15日)

まん延防止、解除か否か 陽気に合わせ「第6波の出口」は近い?(2022年3月15日)

 小池都知事は15日午後、21日に期限を迎えるまん延防止等重点措置について延長を要請しない方針を明らかにしました。

 季節外れの暖かさで、鮮やかに色づきました。

 最高気温が20度を超え、4月下旬並みとなった東京。台東区にある蔵前神社では、桜やミモザが満開となっていました。陽気にも誘われ、人々は久々の花見を楽しみました。

 花見に来た人:「久々に遠出してスッキリした」「去年も行けなかったし、ずっと我慢していた」

 列島では、14日に続き夏日となったところもあり、和歌山県新宮では3月の観測史上1位となる27.8度を記録しました。

 陽気ともども、我慢の日々も、出口は見えてきたようです。

 新型コロナ担当・山際経済再生担当大臣:「下火に向かって進んでいると我々は思っている」

 来週月曜日に期限を迎える「まん延防止措置」。政府は18都道府県の一斉解除を目指しています。

 岸田総理大臣:「第6波の出口に向けて歩みを進めて参ります」

 政府関係者:「東京大阪、神奈川。ここら辺が解除できるかどうか。全解除じゃないといけないことないでしょ」

 15日、7836人の感染が確認された東京都。「さらに延長する状況にはない」と政府に伝えました。

 神奈川県も「解除を国に要請した」と発表しました。

 東京都・小池知事:「きょうの最新の時点でも病床使用率39%、基準を下回る状況になっています」

 こちらの病院では、1月、5~6人いた重症患者も、いまはゼロとなりました。

 順天堂大学大学院医学研究科・堀賢教授:「かなり病棟の負担は減ってきています」

 20~30代の感染が減った今、延長は効果がないと話します。

 順天堂大学大学院医学研究科・堀賢教授:「行動制限をして一番減るのは20代、30代の活発な方々ですから、そういった人々の感染者がいま減っている。これ以上(措置を)伸ばしても望むような感染防止効果は得られないんじゃないか。そろそろやめ時ななんじゃないかな」

 午後9時までの時短要請に応じている店。歓送迎会・花見シーズンにも間に合う解除に期待を寄せつつ不安も抱えています。

 鉄板焼くわちゃん・蝉丸祐哉店主:「近くの会社はやはり宴会がだめだったり、歓送迎会だったり本来はあるのが無かったり、ちゃんとできるようになるまでこっちも辛抱しないといけない」

 政府は、16日にも最終判断する見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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