国内客による“京都離れ”が加速 各地で進む分散観光【かんさい情報ネット ten.特集/ゲキ追X】
京都はことしも紅葉の見ごろを迎え、多くの外国人観光客が訪れている。日本政府観光局によると今年の9月時点で外国人観光客数は過去最高の3000万人を突破した。だが、有名観光地で国内客が減少したことで影響が及んでいるところも少なくない。
そこで、解消の希望となるのが「分散観光」である。現在、京都市だけでなく民間企業も参入して新たな対策に乗り出している。市内で別の循環バスを運行させる施策や隠れた名所をPRすることで一極集中を緩和させようとする。また「時間」の分散化も重要としていて、ＡＩを用いてリアルタイムで混雑情報が分かるマップを公開したり、朝や夜観光を積極的に推奨することで人の流れを変える試みを始める。一方、日本人観光客が増えつつある地域がみられ分散化の兆しが見えてきているエリアも。分散観光の鍵とは一体…各地で進む対策と京都の現状を取材しました。
（かんさい情報ネットten. 2025年12月05日放送）
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