医療従事者を悩ませる『ペイハラ』急増 患者やその家族からの迷惑行為 どう対応すればいい?
◆女性
「なんか朝からすごい具合悪くて」
◆男性
「早く先生に見てもらいたいんですけど、お願いします」
13日、大阪で行われたのは、病院や薬局で働く医療従事者による患者へのコミュニケーション力を競う大会。初めての開催で、6組の医療機関が参加しました。
この、背景にあるのは…。
◆男性
「どうしてこんな危ない薬を出すんですか!」
ペイシェント(患者)・ハラスメント。通称、ペイハラ。
今、医療現場で、患者やその家族らによる暴言や暴力などの迷惑行為が増えているのです。
例えば、「太っている」などと、身体的な特徴に関する侮辱を受けたり、医師が患者の家族から「認知症を改善させろ」と怒鳴られたりといった事例があるということです。
長崎県医師会が行った調査では、約7割の病院が過去にペイハラの被害があったと回答していて、医療従事者の離職につながるなど、社会的な問題となっているのです。
◆患者
「私はね“自治会長”なので、特別扱いっていう風にね、約束されてるんで」
◆スタッフ
「いつもの整形外科の先生、救急対応中でして」
◆患者
「先生早く呼んでください。自治会長の水口って言ってくれればわかりますから。助けて早く。院長先生呼んでください」
◆審査員
「正解を正しく提示する示すっていうのが大事なのではなくて、相手を尊重してますよという行動を見せられたら、それだけで患者さん、利用者さんが納得して、怒りが静まることって私はあると思っているんです」
◆小児科のスタッフ
「とてもいい機会だったなと思います。やっぱり自分の子を一番優先してもらいたいという気持ちはよく伝わってくるので、より良いものにしていけたらいいなと思っています」
私たちの健康を支える医療従事者を守るために。利用者側にも相手のことを慮(おもんばか)る気持ちが求められています。
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