【空から中継】万博閉幕から1か月 ミャクミャクのモニュメントは?ウォータープラザは?万博会場は今

【空から中継】万博閉幕から1か月 ミャクミャクのモニュメントは?ウォータープラザは?万博会場は今

【空から中継】万博閉幕から1か月 ミャクミャクのモニュメントは?ウォータープラザは?万博会場は今

 大阪・関西万博が閉幕してから13日で1か月です。多くの人でにぎわった会場は今どうなっているのでしょうか。上空から中継でお伝えします。

 (報告・有吉優海 記者)
 大阪・夢洲の上空からお伝えします。閉幕から1か月、私も、開幕前から会場で90回ほど夢洲を取材してきたのですが、閉幕後の会場はまだ見てないんです。みなさん、気になりますよね?でも多分見ると寂しくなると思うんですけど…見ますか?こちらです。

 大阪関西万博の会場、大屋根リングが特徴的ですが、空から見ても分かるように人が全然いません。寂しい光景です。

 画面の左上に見えているのがウォータープラザです。夜に水上ショーなどが行われていた場所ですが、この部分は水が張られていたんですけれども、今見ると水がすっかり抜けていて水が張られていた部分にトラックや重機などが入っていて、すでに解体の作業が始まっているのが分かります。

 いつもこのぐらいの時間は水上ショーを見る方や大屋根リングの上から夕日を見る方などがこの辺りにどんどんと集まってくるような時間だったんですがもう今はその集まる人もおらず少し寂しいなという気持ちになってしまいます。

 画面右手に見えます白い屋根が大阪メトロ夢洲駅で、そこから地上に上がって見えるのが中央に見えるのが東ゲートです。ここで期待に胸を膨らませた方もたくさんいたのではないでしょうか。大阪・夢洲の上空から東ゲートから入場した気持ちで会場跡地の今をたっぷりお伝えしたいと思います。

 東ゲートを抜けていきますとまず待ち受けてくれるのがあのキャラクターです。開幕中は常に人気のフォトスポットでもあったミャクミャクのモニュメントです。ポツンと一人でいてかなり寂しいです。けなげに今も誰かを迎え続けてくれています。

 そしてミャクミャクのモニュメントを抜けていきますと、先に見えるのが大屋根リングです。世界最大の木造建築物ということでその大きさに驚いた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

 ただ大屋根リングの屋根の部分見てみるとブルーシートのようなところが見えていまして、多くの方がお弁当を食べられたり、くつろいでいらっしゃったところの全面芝生部分がどんどんと外されていって解体へと向かっていっているのが分かります。

 大屋根リングは画面右側の部分北東部分の約200メートルほどを残してあとは解体される予定です。夜のライトアップも間もなく終わりまして、解体工事は来月末から本格的に始まる予定です。

 大屋根リングを抜けて中に入ってくると見えてくるのが海外パビリオンです。真ん中に見えている四角いキューブが浮いたようなアメリカ館、それから隣のフランス館も重機が入っていて、アメリカ館の入り口近くのモニターがほぼ外されているのが分かります。入口前の資材もたくさん出てきてどんどんなくなってしまっているのが寂しいです。
 
 あと5ヶ月先の来年4月13日までにパビリオンは敷地を返す必要があって、どんどん進んでいます。今回の万博では再利用を重視していて多くのパビリオンで何らかの形で資材などを再び利用できるような工夫がされています。建物の解体も丁寧に行われているのが分かります。

 そして画面の真ん中の白い球体があるのがオランダ館です。オランダ館は建物丸ごと淡路島への移設が予定されています。まだ用途や詳しい場所は決まっていませんが設計の段階から移設ができるように溶接をせず、ネジで組み立てるなどの工夫がされていました。オランダ館ももうすでに中では重機のようなものが入って工事が始まっているのが分かります。

 そしてオランダ館から西ゲートの方に向かいますと見えてくるのがアンモナイトが特徴的なパソナ館です。パソナ館は解体されていないように見えるのですが先端の部に鉄碗アトムがいました。でももういません。

 気になるパビリオンの中には田上記者がいます。

 (報告・田上瑛莉香 記者)
 「鉄腕アトム」がいなくなりましたパソナ館の中からお伝えします。閉幕から1か月が経ち解体工事が進んでいまして今、特別に入り口を開けていただいているので明るいのですが、中は真っ暗なんです。

 今私がいますのは入り口入ってすぐのところで、もともと「生命進化の樹」が展示されていた場所です。もうその樹はなくて、樹があった跡が残っている状況です。

 樹は天井に向かって枝を伸ばしていた展示でしたが、天井の方を見ても枝はなくて骨組みだけがよく見えているという状況です。
 
 会期中はここに大きな樹があり、内側には地層のようなものが描かれていて、アンモナイトやたくさんのスマートフォンなどがずらりと並べられていて生命の進化を表す展示として人気を集めていました。

 さらに奥に進むとキラキラと光るアンモナイトや奥の部屋では大きな画面でアトムやブラックジャックの映像を楽しめる展示もありましたが、すべて片付けられていてガランとしています。

 そして、そのパソナ館の目玉の展示といえば「iPS心臓」。今私が立っていますのは「iPS心臓」があった場所です。すでに実用化されているiPS心筋シートの技術を活用して作られていて、培養液の中でドクドクと動いているので大注目を集めて多くの人でにぎわっていました。

 展示されていた際は「iPS心臓」を見るために小部屋が作られていて壁などがありましたが、今はもう壁もなくて大きな部屋に重機などが置かれている状況です。

 「iPS心臓」のほか、入り口で紹介しました「生命進化の樹」などの展示は今後淡路島に移設して一般公開を目指しているということで、移設完了は2026年末を目指しているということでした。
 
 今は作業が順調に進められているということです。
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