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IOCバッハ会長 ロシア・ベラルーシ選手大会参加認めないよう呼びかけ ウクライナ侵攻めぐり
ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は、スポーツイベントへのロシアとベラルーシの選手の参加を認めないよう呼びかける声明を発表しました。
声明でバッハ会長は、「ロシア軍によるウクライナ侵攻は世界中にショックを与えている」と非難。世界のスポーツ組織に対し、ロシアとベラルーシの選手の競技参加、あるいは国名が分かるかたちでの参加を認めないよう呼びかけました。
バッハ会長は「戦争の責任は選手たちではなく、政府にあるということは理解している」としながらも「ロシアやベラルーシの選手が競技に参加できるのに、ウクライナの選手が戦争によってチャンスを奪われているのはフェアではない」と指摘しています。
こうした措置に対し、ロシア政府などが「スポーツの政治化」と主張していることについては、「安っぽい議論の罠にははまらない」と反論。「軍事的手段でオリンピック休戦に違反する者は、それによって生じる結果に文句は言えない」と断じています。
(12日23:00)
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