【解説】石破首相突然の辞任表明 急転直下の決断のワケ「ポスト石破」の動き加速化 総裁選はいつ?
石破首相の突然の辞任表明、その背景には、いったい何があったのでしょうか?
自民党本部前からお伝えします。(取材・報告=髙橋克哉デスク)
首相周辺によりますと「アメリカのトランプ関税について、実際に交渉にあたってきた赤沢大臣から直接報告を受けたことが大きい」と説明していました。
これは、「電話やメールではなく、赤沢大臣と面と向かって話し合って、交渉の感覚、温度感を知って、これなら大丈夫だという確証が得られるまでは辞任やその先の判断はできないんだ」という、昨日(7日)の首相会見を補強するような説明なのですが、このような話を額面通りに受け取る人はほとんどおらず、実際のところは、石破首相は最後まで政権のあらゆる延命策を考えたものの、万策尽きたというのが本当のところではないでしょうか。
■黒木千晶キャスター
Q あらゆる延命策とはどういうものが考えられたのでしょうか?
■髙橋克哉デスク
今日になって取材で明らかになってきたのは、先週末の段階まで石破首相は衆院解散をかなり真剣に検討していたということなんです。つまり、8日に行われる予定だった総裁選の前倒し実施を求める署名が過半数に達した場合、石破首相は衆議院を解散して直接国民の信を問うという選択肢が一時期、かなり本命に近いところにあったということなんです。私も7日の午後からこちらで取材していますが、日曜日の永田町は本来ならば、ほとんど人がいないんですが、7日は与野党問わず、多くの関係者が待機していて、首相は解散するのか辞任するのかと、かなり気をもんで緊張感が高い状態となっていました。
実際には、土曜日の夕方以降、菅元首相と小泉農水大臣が公邸に入り、石破首相を説得したことが奏功して、7日の辞意表明に至っているわけですが、この説得劇のもう一つの側面として、「首相に衆院解散を思いとどまらせる」という「裏テーマ」があったことも浮かび上がってきます。菅元首相は周囲に対して「土壇場で党が分裂するような事態は回避できた。あとは国民や党員の声をよく聞く形を作って、新しいリーダーを選ぶことが大切だ」と話していました。
■黒木千晶キャスター
Q 気になる自民党総裁選の日程はどうでしょうか?
■髙橋克哉デスク
複数の党幹部によると、現段階では今月22日告示、そして来月4日投開票を軸に検討しているということです。また投票の形式は、国会議員票に加えて党員投票も含めた、いわゆる「フルスペック」で行う方向で最終調整しているということです。こうした日程感や選挙の形式を踏まえて、今後「ポスト石破」の動きも加速化してくるものとみられます。
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