プーチン大統領 ウクライナとの交渉「一定の進展がある」

プーチン大統領 ウクライナとの交渉「一定の進展がある」

プーチン大統領 ウクライナとの交渉「一定の進展がある」

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの交渉について「一定の進展がある」と語りました。

ロシア プーチン大統領
「ウクライナとの交渉はほぼ毎日行われている。私への報告では交渉は一定の進展がある」

これは11日、ロシアと連携を強めるベラルーシのルカシェンコ大統領との会談で述べたものです。交渉は「ほぼ毎日行われている」としていますが、これまでの交渉でロシアとウクライナの立場の隔たりは大きく発言の真意は不明です。

こうしたなか、ロシアのショイグ国防相は11日に開かれた安全保障会議で、中東から1万6000人以上の戦闘員がロシアの軍事作戦に参加する用意があると述べました。

これに対し、プーチン大統領は「世界中からウクライナ側に傭兵が送られている」と指摘したうえで、ロシアの軍事作戦への参加を希望する戦闘員たちが現地入りするのを支援するよう指示しました。

また、ショイグ氏はロシア西部の国境付近で欧米が部隊を増強しているとして、ロシア軍部隊を現地に派遣するなど国境防衛を強化させる計画を策定中だとしています。

さらに、この日は、ロシア検察当局がフェイスブックなどを運営するアメリカのIT大手メタを「過激派組織」に指定するよう申し立てました。メタがロシア人への暴力行為を呼びかける投稿を認めていると主張していて、この申し立てを受け捜査当局はメタに対する捜査を開始しています。
(12日03:09)

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