“落雷事故”警察が実況見分 ドローンなど使い、当時の状況確認「急激な天候の変化で防ぎきれず」奈良・帝塚山中学校・高校
部活動中のグラウンドに雷が落ち、中学生が意識不明となった事故で、警察が17日、当時の状況を再現しての実況見分を行い、学校側の安全管理などについて確認を進めています。
午前9時ごろから始まった実況見分は、奈良市の「帝塚山中学校・高校」の雷が落ちたグラウンドで、学校関係者立ち合いのもとドローンなどを使いながら、警察が当時の状況などを確認しました。
10日の落雷事故では、サッカー部の男子中学生3人が重篤な状態で病院に搬送され、2人は意識を取り戻したものの、15日の時点で、1人が意識不明の重体です。
学校側は「急激な天候の変化で防ぎきれなかった」と説明していますが、警察は関係者からの聞き取りを進め、学校側の安全管理に問題がなかったか詳しく調べています。
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