ロシア軍、ウクライナの小児科・産婦人科病院など攻撃
ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始してから2週間、ロシア軍の攻撃はとどまりません。9日は一時停戦が合意されていた南東部マリウポリで小児病院などが爆撃を受けました。
これは9日、ウクライナ南東部マリウポリで撮影された映像です。
兵士
「大丈夫!大丈夫!」
子供
「ママ!ママ!」
兵士
「ママが待っているよ。(ミサイルは)飛んで行っちゃったから大丈夫だよ」
攻撃を受けたのは、マリウポリ市内にある産婦人科と小児科の病院とされ、ウクライナ当局は少なくとも17人がけがをしたとしています。ウクライナ側によると、マリウポリではこれまでに1200人が死亡しています。9日は市民を避難させるための「人道回廊」が複数のルートで設置され、両国はマリウポリを含む都市の周辺で一時停戦することで合意していました。
ウクライナ側は「人道回廊」を通じてこれまでにおよそ4万8000人が避難したとしていますが、「人道回廊」が設置されている間も攻撃が起き、ロシアとウクライナ双方が互いに非難しあう状況が続いています。
(10日11:14)
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