「本当に苦しかった」旧統一教会の現役2世信者は今「宗教で差別するのはどうか」安倍元首相銃撃2年

「本当に苦しかった」旧統一教会の現役2世信者は今「宗教で差別するのはどうか」安倍元首相銃撃2年

「本当に苦しかった」旧統一教会の現役2世信者は今「宗教で差別するのはどうか」安倍元首相銃撃2年

 安倍元首相銃撃事件をきっかけに、世界平和統一家庭連合、いわゆる旧統一教会に解散請求が出されるなど、宗教の在り方が問われました。あれから2年、現役信者は何を思っているのでしょうか。

 2世信者の小嶌 希晶さん
「2年どうだったかと振り返ると、本当に苦しかった、大変だったという思いと、信仰する心を保っていけるか、必死に守っていかなければならないという強い思いも同時に生まれた2年間でした」

 今回、読売テレビの取材に応じた旧統一教会の2世信者の皆さん。事件後、宗教を批判するような社会の風潮を受け、葛藤を続けてきました。事件を起こしたとされる山上徹也被告の母親も、旧統一教会を信仰していました。

 山上徹也 被告(吹き替え)
「母親が多額の献金を行い、旧統一教会に恨みがあった」

 旧統一教会による高額献金や、親から望まない信仰を強要される2世の問題などに対し、被害を訴える人たちの声が社会に広がりました。文部科学省は昨年、信者らに経済的負担や精神的苦痛を与えてきたなどとして、旧統一教会への解散命令を東京地裁に請求。

 教団側は「具体的にどの法令に違反しているのか明確にするべき」などと主張しています。事件後、旧統一教会では過度な献金を防止するための対応策ができたと現役信者は話します。

 2世信者の小嶌 希晶さん
「献金確認書をやるようになった。10万円以上献金した人はこれをチェックする。家族の不和の原因が献金というのはあってはならない」

 しかし、信者であることを理由に、仕事を辞めさせられるなど人権侵害を受けたという事例が多数あったといいます。

 2世信者の倉橋 紗弥香さん
「宗教だからって差別することは、人としてどうなのかな、と。一緒に普通に生きていきたい」

 一方、旧統一教会について「内部における改善や変革はまだまだ弱い」という意見もあります。両親が信者であることで教義を強制されてきた2世の男性は―。

 両親が信者である2世の男性
「信教の自由は、特定の宗教を信仰する自由も当然あるし、信仰しない自由も本来であればあるはずなのに、信者の子どもであるがゆえに無理やり信仰させられる。一人の人間として接していただけるとありがたい」

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