人員は従来の半数以下でコスト削減、機雷除去も 新型護衛艦「あがの」公開 日本近海の警戒監視に
海上自衛隊の新型護衛艦「あがの」が28日、京都府の舞鶴港に入港し、報道陣に公開されました。
海上自衛隊の舞鶴基地に新たに配備された護衛艦「あがの」は、防衛省が全国で配備を進めている3900トン型の新型の護衛艦で、名前は旧日本海軍でも使われていた新潟県を流れる「阿賀野川」に由来しているということです。
新型護衛艦は、平時の警戒監視と有事対応に加えて、これまで掃海艇が担ってきた機雷を取り除く機能を備えているのが主な特徴で、人員も従来の半数以下となる約90人の乗組員で運用できるため、コストの削減も期待されています。
「あがの」は今後、舞鶴基地に5月に配備された同じ型の護衛艦「やはぎ」と共に日本近海の警戒監視に当たるということです。
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