市側は「何も手を打てない」 5歳男児遺体遺棄 埼玉・本庄市

市側は「何も手を打てない」 5歳男児遺体遺棄 埼玉・本庄市

市側は「何も手を打てない」 5歳男児遺体遺棄 埼玉・本庄市

埼玉県本庄市で、5歳の長男の遺体を遺棄したとして、母親ら3人が逮捕された事件で、長男への虐待を市に通報した飲食店の店主が取材に応じ、市から、「何も手を打てない」と言われていたことを明らかにしました。

本庄市の派遣社員・柿本知香容疑者(30)ら3人は、今年1月中旬ごろ、5歳の長男、歩夢くんの遺体を家の床下に埋めた疑いで逮捕されました。

市によりますと、去年9月に市内の飲食店の店主から歩夢くんへの虐待が疑われる通報があったということですが、この飲食店の店主がJNNの取材に応じました。

店主によりますと、歩夢くんらは4人であわせて3回店を訪れていて、そのうち2回は、歩夢くんは、正座をさせられ丹羽容疑者に怒られていたということです。

店主はその後、何度か市に状況を確認していましたが、市側は「お母さんがSOSを出さないかぎり、手を打てない」と応じていたということです。

警察は歩夢くんが死亡したいきさつについても調べています。
(08日11:44)

TBS NEWSカテゴリの最新記事