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安倍派5人衆らに“離党要求” 岸田総理「明確な説明責任促す」 混迷極める裏金事件【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月26日)
裏金事件を受け、自民党・安倍派5人衆ら幹部に対して、離党などの処分を求める声が上がっています。岸田文雄総理大臣も幹部に対し、「明確な説明責任を促していく」と話しました。
■安倍派5人衆含む幹部の“けじめ”要求も
岸田総理は、自らの“けじめ”と政治責任について、「“けじめ”ということで。(岸田派の)派閥自体を解消する決定を行いました。政治刷新本部の本部長としてしっかり努力をし、議論をリードして結果を導く。こうしたことを通じて、自らの政治責任を果たしていきたい」と説明しました。
25日、自民党の総務会が了承した政治刷新本部の中間とりまとめでは、派閥は政策集団として残す一方で、政治資金パーティーや人事の働きかけの禁止などが明記されました。
25日には、森山派が解散を決定しました。
森山派 森山裕会長
「断腸の思いでありますけれども、解散をさせていただく」
これで6つの派閥のうち4つが解散することになります。一方、解散をしなかった茂木派からも、小渕優子選挙対策委員長が退会を表明しました。逮捕者も出た安倍派については、党内から派閥解散だけではなく、5人衆を含む幹部の“けじめ”を求める声が高まっています。
岸田派閣僚経験者は「刷新本部でも、安倍派幹部の離党や責任を問う声は相当数あった」と指摘しました。また、麻生派中堅議員からは「安倍派の幹部は、当然責任は取るべき。緊急事態宣言の時に、銀座に行っただけで離党。今回は関係者が法律違反して起訴されているんだから、最低でも『離党』だ」という声も聞かれました。
茂木幹事長は「何らかのけじめは自らで考えてほしい」と安倍派幹部に伝えたとされ、この発言は安倍派幹部の離党を念頭にしたとみられます。
岸田総理
「(Q.茂木幹事長が“けじめ”のつけ方を自ら提案するよう伝えたが、認識は?)“けじめ”うんぬんの話がありました。関係者に明確な説明責任を党としても促していく。これがまず第一だと思います。そのうえで、党としてできる限り、事実関係の把握に努める」
■「完全にブーメラン」 SNS上での反応
安倍派5人衆は一連の問題について、次のように述べました。
西村康稔前経産大臣(19日) 還流額100万円
「そもそも還付金があることを、私自身は把握をしておりませんでした」
西村氏は23日、有権者に配ったビラでも「裏金は一切ありません」と釈明しました。
萩生田光一前政調会長(22日) 不記載額2728万円
「ノルマや還付金支出等を含め把握しておりませんでした」
萩生田氏は不記載の一部、およそ1890万円については「派閥への寄付を検討する」と語りました。
世耕弘成前参院幹事長(19日) 不記載額1542万円
「資金管理は完全に秘書に任せていたわけであります」
「秘書に任せていた」と説明した世耕氏。自民党が野党だった2010年2月、当時与党の小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」が収支報告書に虚偽記載したとされる事件があった際、自身のお金の管理について、「会計システムまで構築し、収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認した上で書類を提出していることが、空しくなってきます」とSNSに投稿していました。
SNS上では「完全にブーメランになっていますね」「ほぼ14年越しで見事な伏線回収ですね」といったコメントがありました。
■混迷する裏金事件…注目される塩谷座長の動向
批判が高まる安倍派幹部の胸中について、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は次のように話します。
田崎氏
「本人たちは説明責任を果たしたと思っていて。中には、これ以上何かしゃべることあるのか、全部言ったよと思っている人たちも多い」
安倍派幹部の中で特に注目されるのは、「議員辞職の意思はありません」と発言した塩谷立座長の動向です。
田崎氏
「安倍派の人たちも塩谷さんに責任取ってほしい声は非常に強い。(安倍派内からは)『あなたがトップなんだから、あなたが全部背負って議員辞職してくれれば、我々は助かるんだ』と」
田崎氏は「塩谷座長が責任を取らない限り、他の幹部が責任を取ることはないだろう」と指摘します。
混迷を極める裏金事件。誰がどのように“けじめ”をつけることになるのでしょうか。
(「グッド!モーニング」2024年1月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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