京アニ放火殺人事件 「有罪判決ですが主文は最後に」極めて厳しい判決か 「証拠の整理に漏れ」で休廷｜TBS NEWS DIG
36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人事件の裁判の判決が京都地裁で始まり、裁判長は「有罪判決ですが、主文は最後に告げます」と述べました。京都地裁前から中継です。
判決の言い渡しは午前10時半に予定されていましたが、「証拠の整理に漏れがあった」という理由で弁論や休廷を挟み、午前11時にずれ込みました。
結論にあたる「主文」は述べられず、裁判長は「有罪判決ですが、主文は最後に告げます」と述べました。極めて厳しい判決となる可能性があります。
2019年7月、青葉真司被告（45）は、京都アニメーション第1スタジオに放火して36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせた罪に問われています。裁判では「刑事責任能力の有無や程度」が争点となっていました。
裁判長は現在、弁護側と検察側の主張を改めて読み上げています。検察側はこれまでに、「妄想の影響は限定的で、完全責任能力があった」として死刑を求刑。一方、弁護側は「心神喪失の状態だった」として無罪、または心神耗弱で刑の減軽を求めています。
そして先ほど、裁判長は「心神喪失や耗弱の状態ではなかった」と述べました。まもなく判決が言い渡される見通しです。
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