西村康稔氏「裏金一切ない」ビラ配り 大物の反発が相次ぎ…“岸田の乱”尻すぼみ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月24日)

西村康稔氏「裏金一切ない」ビラ配り 大物の反発が相次ぎ…“岸田の乱”尻すぼみ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月24日)

西村康稔氏「裏金一切ない」ビラ配り 大物の反発が相次ぎ…“岸田の乱”尻すぼみ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月24日)

 安倍派5人衆の1人で、事務総長も務めた西村康稔前経済産業大臣が「裏金は一切ありません」と書かれたビラを地元で配っていました。

■「お騒がせしました」気温3℃のなか…ビラ配布

 23日午前6時半ごろ、まだ日が昇りきらない兵庫県・明石駅でビラ配りをしていたのは、西村前経産大臣です。

西村前経産大臣
「おはようございます、西村康稔です。お騒がせ致しました」

 気温3.6℃のなか、通行人にビラを配り続けます。足早に過ぎ去る人もいれば、温かく迎える人もいました。さらに、大臣経験者の辻立ちにびっくりする人もいました。

■西村氏「キックバックは還付金」正当性を主張

 気になるのは、配られていた白い紙の中身です。

 政治資金パーティー問題について、キックバックを「還付金」と呼び、釈明しているビラには「皆様へ 説明責任を果たし、初心に戻り、これまで以上に精進してまいります」「裏金は一切ありません」と書かれていました。
 
 派閥側から受け取った100万円について、検察は立件を見送っています。19日に開いた会見で、西村氏は「私は秘書に対して常々『ノルマ分を売ればいい』と伝えていた。これら清和会からの還付金について、私自身は把握をしていない」と述べ、自ら正当性を主張しました。

 そして23日、突然始めたビラ配りの理由について、西村氏は「政治不信につながる、招いたことを反省しながら、初心に戻って、もう一度しっかり頑張りたいと訴えさせて頂きました」と述べました。

 大臣経験者のビラ配りに、地元の人は「今回、お金のことがあるので、大臣というか、西村さんはもっとやれる人なんで、こんなことでつまづいてほしくはないという気持ち」と話しました。

 一方で、街の人からは「説明責任がある時にはしなかったくせに、自分たちが起訴されないと分かると、言い訳を言うのは見苦しい」「一般的にはみっともない、かっこよくないと思う」という声も聞かれました。

■“岸田の乱”専門家が指摘「総理の戦略ミス」

 西村氏がビラ配りを始めてから、およそ12時間後。

岸田文雄総理大臣
「派閥ありきの自民党から、完全に脱却をいたします」

 自民党の政治刷新本部が進めている中間とりまとめ案が23日、示されました。派閥が金や人事と決別することは明記されましたが、派閥の全面解消は盛り込まれませんでした。さらに、政策などが近い議員が集まる政策集団は存続を認める内容となっています。

 麻生派や茂木派などは「政策集団」として認める内容に対し、次のような声が聞かれました。
 
岸田派 小野寺五典衆院議員
「(政治団体として)解散というような話も意見出ていましたけど、それもほとんど何も記載されていないので、後ろ向きのような印象をみんな持ったと思います」

無所属 石破茂元幹事長
「全廃ではないと、残るのもあるということであれば、派閥の数が減るだけということになる。そうすると、何が変わるのかよく分からない」

 突如、解散を表明し、勝負に出た“岸田の乱”。23日、宏池会は解散を決め、66年の歴史に幕を下ろしました。
  
 政治ジャーナリスト・細川隆三氏は「岸田総理の戦略ミスがあった」と指摘します。

細川氏
「党内世論、それから国民世論、そういったものをよく見て派閥を解散した方がいいんだという、どこでその切り札を切るかというタイミング、これが非常に大事だったと思うが、それを早く切りすぎてしまった」
「もしかしたら、岸田総理は自分が先陣を切って、そういう意思を示すことで、そういう(派閥解消の)空気を作ろうとしたのかもしれない。麻生副総裁や茂木幹事長からしたら『我々はちゃんとやっている。なぜ解散しなきゃいけないんだ』。だから、結果的に失敗だったと思う」
 
(「グッド!モーニング」2024年1月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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