愛子さま(22歳)赤十字社就職にみる“天皇家の子育て”【スーパーJチャンネル】(2024年1月23日)
日本赤十字社に就職することが内定された愛子さま。「人の役に立ちたい」とお気持ちを発表されましたが、両陛下は愛子さまをどのように育てられたのでしょうか。「天皇家の子育て」に注目しました。
■「人の役に立ちたい」想いとは
20歳を迎えた時の愛子さまです。
愛子さま
「両親は、私の喜びを自分のことのように喜び、私が困っている時は自分のことのように悩み、親身に相談に乗ってくれるような、ありがたい存在でございます」
就職にあたり発表された、「少しでも人々や社会の役に立ちたい」という愛子さまのお気持ち。何がこうした思いを育んだのでしょうか。
雅子さま
「生まれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいになりました」
天皇陛下や雅子さまは折に触れ、愛子さまへの教育方針を示されてきました。
当時、皇太子の天皇陛下
「愛子には、どのような立場に将来なるにせよ、1人の人間として立派に育ってほしいと願っております」
初めての海、初めての滑り台。他の子どもたちの輪のなかで、愛子さまは人生を歩み始めました。クリスマスのイルミネーションも、一般の人に混じって鑑賞。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
学習院
「愛子内親王に直接の暴力行為、もしくはいじめがあったということは聞いておりません」
学習院初等科時代、愛子さまは一時、登校に問題を抱えられます。
皇室解説者 山下晋司氏
「そんななかで、ご両親もずっと愛子内親王に寄り添ってきたと。(登校に)付き添ったりとか、皇族であろうが一般の人であろうが、子どもに対する思いというのは一緒だと思うんですね」
何がご一家を支えたのでしょうか。天皇陛下は子育てについて、こんな見解を示しておられます。
当時、皇太子の天皇陛下
「私たちが愛情を込めて育ててあげることが大切です。つい最近、ある詩に出会いました」
■陛下が明かされた詩の内容
そして、その詩を朗読。
当時、皇太子の天皇陛下
「批判ばかりされた子どもは非難することをおぼえる。しかし、激励をうけた子どもは自信をおぼえる」
作者はアメリカの家庭教育学者、ドロシー・ロー・ノルトさん。
当時、皇太子の天皇陛下
「安心を経験した子どもは信頼をおぼえる。可愛がられ抱きしめられた子どもは世の中の愛情を感じとることをおぼえる。非常にこの詩には、私は感銘を受けました」
そして、こう決意を語ります。
当時、皇太子の天皇陛下
「私たちがやっている姿を見せることも大切と考えます」
「人々の役に立ちたい」。両陛下も、愛子さまの決断を後押ししておられます。
両陛下のお気持ち
「日赤の一員として仕事に従事することにより、多くの人のお役に立てるよう努力を続けるとともに、社会人の1人として成長していってくれることを願っています」
皇室解説者 山下晋司氏
「ご両親が国や国民のために尽くしている。そういうお姿を小さい頃から見てこられた。おそらく愛子内親王も、そういうことをしなきゃいけない。それが自分の役割、自分の人生だと思っておられるんだろうと」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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