被災地 警報級の大雪に警戒 平地で30センチ山地で50センチの予想 断水続き消雪装置機能せず 能登半島地震|TBS NEWS DIG
石川県輪島市はけさから、雪が降ったり止んだりを繰り返していて、今ほども少し勢いが強まってきました。
こちらの住宅街では多くの住宅が倒壊していて、県による応急危険度判定で立ち入りが「危険」とされたことを示す、赤い紙が貼られています。
見るからに全壊という家だけではなく、少し傾いた家や一見、被害がないように見える家にも貼られていて、地域の住民は「ずっしりとした北陸特有の雪がのしかかったら、絶対に倒れてしまう」と、不安そうな表情で話していました。
気象台によりますと、北陸地方にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、今夜遅くからあさってにかけて平地でも大雪となる見込みです。
あす正午までの24時間に降る雪の量は、多い所で能登の平地で30センチ、山地で50センチの予想です。
奥能登の被災地では、避難所以外で生活を続ける人も多くいます。
珠洲市三崎町にあるビニールハウスに避難する住民は、雪の重みによる倒壊を防ぐため、ストーブを焚き続けて雪を溶かすということですが、別の対応も必要と話します。
避難を続ける住民
「横にたまった雪が大変、どかさないと。(Q.圧迫して?)押し込んでくる」
断水が続く被災地では、道路の雪を溶かす消雪装置が機能しないことに加え、道路事情が悪いことで除雪車の稼働にも支障が出ることが懸念されます。
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