【解説】ウクライナ情勢が家計に大打撃・・・政府の対策は?(2022年3月7日)

【解説】ウクライナ情勢が家計に大打撃・・・政府の対策は?(2022年3月7日)

https://www.youtube.com/watch?v=O-T2uErFzz0

　ウクライナ情勢で私たちの生活にも変化の波が押し寄せています。日本政府はロシアの「危険情報」を渡航をやめるよう勧告するレベル3に引き上げました。ロシアに滞在する日本人に対しては出国を検討するよう呼び掛けています。

　比較的、安全な資産と言われる金。その価格が過去最高になりました。

　おたからや店舗営業部・渡邉光部長：「（Q.販売価格はいくら？）本日の販売価格は（1グラム）8109円」

　緊迫するウクライナ情勢に伴って金の販売価格は2月ごろから上昇の一途をたどり、ついに1グラム、8000円を超えました。

　貴金属などの買取を行う店「おたからや」では金価格の高騰を受け、持ち込み客が激増しているといいます。

　おたからや店舗営業部・渡邉光部長：「今、現状ですと現物資産に流れてる。今後、株価の下落からそちらに投資家が流れた場合、金相場が下がる可能性も」

　また、外務省はロシアの「危険情報」を4段階のうちレベル3に引き上げ、ロシアへの渡航はどのような目的であれ止めるよう勧告。

　ロシアに約2400人いる在留邦人に関しては・・・。

　松野官房長官：「在留邦人に対し、商用便による出国について検討するように呼び掛けています」

　アメリカやEU（ヨーロッパ連合）各国が自国領空でのロシア航空機の飛行を禁止したことに対し、ロシアもそれらの国の航空機が領空を飛行することを禁止。そのためロシアでは航空便の運航停止が相次ぎ、航空券の入手が困難となっているのです。

　岸田総理大臣は経済制裁について7日、国会でこう訴えました。

　岸田総理大臣：「今回の事態を受けて国民の皆様、日本企業等に様々な影響が及ぶことは避けられませんが、ウクライナ国民への連帯を示すべく行動することの重要性について国民のご理解を賜りたいと思います」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>