「順法精神が全く無かった」3派閥の会計責任者ら8人を立件 一方で“安倍派5人衆”ら幹部は立件見送り|TBS NEWS DIG

「順法精神が全く無かった」3派閥の会計責任者ら8人を立件 一方で“安倍派5人衆”ら幹部は立件見送り|TBS NEWS DIG

「順法精神が全く無かった」3派閥の会計責任者ら8人を立件 一方で“安倍派5人衆”ら幹部は立件見送り|TBS NEWS DIG

政界を大きく揺るがせた自民党派閥の裏金事件。東京地検特捜部は2人の国会議員と、安倍派・二階派・岸田派、3つの派閥の会計責任者ら総勢8人を立件しましたが、「5人衆」をはじめとする派閥幹部は立件を見送られています。

岸田派 佐々木和男 元会計責任者
「(Q.不記載への関与・認識はあった?)それね、その話は一切する気もない。(Q.違法性の認識はなかった?)一切できません」

きのう、JNNの取材にこう話したのは岸田派の会計を取り仕切っていた元会計責任者です。岸田派では2020年までの3年間で3000万円の収入を記載せず、ウソの記載があったとして、東京地検特捜部は元責任者を政治資金規正法違反の罪で略式起訴しました。さらに…

安倍派 会計責任者 松本淳一郞 被告
「(Q.事務総長らから不記載の指示はなかったのか)・・・・」

問いかけに無言を貫いたのは安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告です。安倍派でおととしまでの5年間で13億5000万円以上の収支を記載せず、ウソの記載があったとして会計責任者の松本被告が在宅起訴されました。

二階派で在宅起訴されたのは当時の会計責任者・永井等被告。二階派では3億8000万円以上の収支を記載せず、ウソの記載があったとされています。

記者
「安倍派の事務所に家宅捜査に入りました」

歴代の総理大臣や閣僚を輩出してきた派閥が舞台となった裏金事件。しかし、派閥を取り仕切ってきた幹部の刑事責任が問われることはありませんでした。

安倍派 松野博一 前官房長官
「私は派閥を代表する立場ではないので、説明するという立場にはない」

安倍派 西村康稔 前経済産業大臣
「どこかの時点で説明責任を果たさないといけない」

注目されていたのは不記載の金額が最も大きかった安倍派の「5人衆」と呼ばれる幹部や事務総長経験者ら7人の関わりでしたが、全員、立件されませんでした。7人のうち複数の幹部はキックバックについて、自身の関わりを否定する説明していたといいます。

安倍派 複数の幹部
「キックバックは会長案件だった」

亡くなった派閥の会長・安倍元総理や細田前衆院議長らが担っていたというのです。

それでも検察幹部らは「捜査には意義があった」と強調します。

検察幹部
「本来、国民の監視の下にあるべき政治資金が裏金になっていた。このことがオープンになり、是正に向かうならば意義があった」
「規正法は議員が自分たちで作った法律であるにもかかわらず、好き勝手にやっていた。順法精神が全くなかったわけだ。それを公にしたという意味で、この事件を立件した意義はある」

一方、特捜部は派閥からキックバックを受け取った2人の国会議員も立件しました。

安倍派 谷川弥一 衆院議員
「頭悪いね。質問してもこれ以上、今日言いませんと言ってるじゃない」

記者に向かって「頭悪いね」と発言し、物議を醸した安倍派の谷川弥一衆院議員は、およそ4350万円の裏金があったとして略式起訴。議員辞職の意向を示しています。

議員側で最高額のおよそ5150万円の裏金があったとして大野泰正参院議員は在宅起訴となりましたが、さきほど、争う姿勢を示しました。

安倍派 大野泰正 参院議員
「検察との間の意見の相違があるので。やましいことはない」

また、二階派の二階俊博会長自身の事務所では、派閥に納めていない「中抜き」とよばれる手法があったとされ、およそ3500万円が記載されていなかったとして、秘書が略式起訴されました。

8人が在宅のまま立件され、2人が逮捕された裏金事件。関係者によりますと、特捜部はきょうの処分で政治資金規正法違反事件の捜査に大方の区切りをつけたとみられています。

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