寄付?観光?被災地外から私たちができる支援策とは(2024年1月12日)

寄付?観光?被災地外から私たちができる支援策とは(2024年1月12日)

寄付?観光?被災地外から私たちができる支援策とは(2024年1月12日)

 能登半島地震の発生から12日目を迎えるなか、被害の少なかった金沢市などでも観光客が激減しているといいます。

 最大震度7を記録。安否不明者の捜索や復旧活動、被災者の支援が続く能登半島。12日に岸田総理大臣は仮設住宅や公営住宅など、被災者の住まいの確保に動き出しました。

岸田総理大臣
「仮設住宅については本日から輪島市と珠洲市で、そして週明けから穴水町と能登町で建設に着手を致します」

 被災者や被災地への対策が急がれるなか、石川県にはもう1つ問題が…。それは観光客の激減です。

石川県 馳浩知事
「奥能登は厳しい状況ですが、金沢や加賀の観光地の交流を絶やすことは考えておりません。こうした経済活動を通じても石川県を、能登をお支えいただきたい」

 実際、金沢市では震度5強を記録したものの大きな被害はなく、県内の観光地も多くが通常営業しているのですが、地震の影響で観光客のキャンセルが相次ぎ、大きな打撃を受けているのです。

 金沢市内の観光名所「近江町市場」も…。

大口水産 荒木優専務
「観光の人はまずいないですし、(地元の人の)購買意欲もちょっと下向きになっているところもあります」

 しかし、SNSなどでは被災地へ行くことに対し批判の声も…。

X(旧ツイッター)への投稿
「こんな時に物見遊山は不謹慎でしかない」
「被災地には行くべきでない。負担になるだけ」

 果たして、被災地周辺の被害の少ない観光地に行くことは不謹慎なのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事