断水続く石川・珠洲市 ため池の水を生活用水に 浄化装置を導入(2024年1月11日)

断水続く石川・珠洲市 ため池の水を生活用水に 浄化装置を導入(2024年1月11日)

断水続く石川・珠洲市 ため池の水を生活用水に 浄化装置を導入(2024年1月11日)

 市内全域が断水している石川県珠洲市では、お風呂の水などの生活用水を市民に届けようと、ため池の水を浄化する装置が導入されています。

 珠洲市によりますと、地震の影響によって市内の約4800世帯すべてで断水が起きていて、復旧のめどは立っていないということです。

 そんななか、珠洲市の野々江総合公園では、ため池の水を浄化する装置が2台設置され、8日から稼働しています。

 「水資源機構」によりますと、この浄化装置2台で1日に最大10万リットルの浄水が可能だということで、現在、避難所のお風呂や総合病院の生活用水に使われています。

独立行政法人水資源機構 中原忠義次長
「水がなければ風呂にも入れないし、トイレも流せない。そういった意味で不便を感じて日々ご苦労されていると思う。その助けに少しでもなれるように全力を尽くしたい」

 この水は、近日中に結果が分かる水質検査に合格すれば、飲み水としても使用できるようになるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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