“能登で生きる”ということ 伝統の“揚げ浜式”の塩…支援は【スーパーJチャンネル】(2024年1月11日)

“能登で生きる”ということ 伝統の“揚げ浜式”の塩…支援は【スーパーJチャンネル】(2024年1月11日)

“能登で生きる”ということ 伝統の“揚げ浜式”の塩…支援は【スーパーJチャンネル】(2024年1月11日)

 「手塩にかける」。その語源だとも言われています。奥能登地方で、江戸時代から続けられてきた昔ながらの塩作りを追ったドキュメンタリー映画です。

 人力で海水を汲み上げ…。それを砂の上にまき、その砂から塩分濃度の濃い水を取り出し一晩中煮詰めて作る、まさに手作りの塩です。

 これが塩の結晶。そして…。出来上がりました。「揚げ浜式」と呼ばれる塩です。この地の人々は、この果てしない重労働をずっと昔から続けてきた。映画ではそう説明されています。

 舞台は珠洲市。塩田がある、珠洲市の仁江海岸です。この海岸は1日の地震の後…。海岸線が前進し、様変わりしている様子が分かります。

 行く手を阻む土砂崩れ…。塩田があるエリアの近くの海岸です。海面に浮かぶ岩。下の部分が白く見えています。地震の前は海面下に沈んでいた部分でしょうか。

 果たして、映画の中で取り上げられていた塩田は…。見たところ大きく損傷している様子はありません。こちらはの塩田は…。津波の影響かあるいは雨の影響か、水をかぶっています。

 しかし、これがどういう状況なのか関係者に話を聞くことはできませんでした。町中では…。地震で発生した土砂崩れ、自衛隊による捜索活動により土砂に流された7人のうち5人が発見されましたが、残る2人の捜索が読けられていました。

 そして…。

自衛隊員
「山が崩れていまして新しく崩れている跡が見えると思うが、そこの部分がきのう
また落ちてきた」

 この地で続けられてきた塩作り。米ができない代わりに長い海岸線がある、能登特有の地形が育んだ伝統産業でした。その仕事を先祖から引き継いだ人は…。

揚げ浜塩田 角花家6代目 角花洋さん
「唯一、自分の自慢できるとこは塩作り、塩を作れますと」

揚げ浜塩田 角花家5代目 角花豊さん
「天職というか、自分はこれが天職だって一番あれだと思いますよ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事