“震災影響”動物にも…地震でジンベエザメ死ぬ #shorts
地震の影響は動物たちにも及んでいました。石川県七尾市にある「のとじま水族館」では、人気のジンベエザメ「ハチベエ」が死んでいるのが確認されました。地震の影響で設備が停止、水位が低下したことが原因とみられています。
さらに、施設の一部が壊れ、動物たちの飼育が困難に…。
そうしたなか、福井県の水族館がイルカとアザラシの避難に名乗りを上げました。トラックで4時間かけて移送したといいます。
越前松島水族館 松原亮一館長
「我々も経験していますが、どうしようもない緊急事態の時に同じ業界の人が助けてくれるのは本当に心強かった」
1997年に起きた船の重油流失事故でイルカの飼育環境が悪化。その時、助けてくれたのが今回被災した「のとじま水族館」でした。
越前松島水族館 松原亮一館長
「今度はその分、恩返しができたらと思い、のとじま水族館がもう一度、環境が整い、返還できる日まで、元気で健康に過ごせるように飼育していきたい」
支援の輪は広がり、石川県内の動物園でもゴマフアザラシ2頭とコツメカワウソ2頭を引き受けました。
「のとじま水族館」のある七尾市は今回の地震で震度6強を観測。地震が水族館の動物に与える影響について、専門家は…。
動物研究家 パンク町田さん
「水中の音を聴き取る能力にたけた動物。水中は地震により振動しますので、振動に関しては非常に敏感なため影響は受けやすい」
さらに、地上の動物にも地震は影響を与えるといいます。
動物研究家 パンク町田さん
「スマトラ沖地震があった時、ゾウがパニックを起こした。水中にしても地面の一部みたいなもの、地球の一部。人間が思っている以上に動物たちは大変だと思います」/a>
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